海を眺めるひと時を

彼女の事が気になる?
えーっと…出会いは話したよね?
あれは、アサギシティだったかな


状況が状況だったから、彼女も私たちの旅に同行する事になったんだ
でも、一緒に居るのがあの彼だからね
当時は、今ぐらい有名じゃなかったんだよ
おかしいでしょ?立場考えれば、有名なはずなのに

とにかく、それで彼女が初めて会ったときの状況もあったから
異常に警戒して大変だったの

そんなわけでアサギシティについた時は色々動きがあったよ
灯台のポケモンが病気で倒れていて、港が停滞してたり、
建設中のバトルタワーが、倒れそうになったとか

一応、ポケモン協会の使者って扱いもあるから
灯台のポケモンの治療を手伝うことになったんだよ

勿論、治療のためには灯台に登るんだけど……
その灯台は、トレーナーの修行場としても有名らしくて
どんどん勝負を挑まれたんだよ

私たちもトレーナーだから、挑まれたら受けてたつんだけどね
そのときに彼女が言った言葉は忘れないよ

「病気のポケモンが居るのに、治療させないつもりなの?」
ってね

私も分かってはいたけど、ついバトルしちゃうんだ
うん? 何故って
トレーナーが勝負挑まれたら受けるのが筋でしょ
受けたくないときもあるけどね

でも、彼女の一言でその場は変わったんだ
バトルを挑む人は居なくなってみんな、情報集めに動いてくれた

そして、タンバに薬を取りに行く必要があるって分かったんだ

あれ? もうこんな時間なんだ
続きはまた今度ね