さてと、いよいよあの人が出てくるんだよ
灯台が機能しないからタンバの町にもポケモン達だけで行くしかなくてね
ほら、定期便の船長…シラユキさん
あの人を兄さんから借りてね
港からタンバを目指して、彼女と二人で旅することになったんだよ
あぁ、彼?
シラユキさんの背中は広くは無いから乗るとしても二人だったの
それに、見られてるから少し警戒して・・・ね?
彼も彼でやる事があるって言ってたんだ
途中までは順調だったよ
霧の中でもすいすい進んでいった
嵐に巻き込まれるまでは ね
嵐に巻き込まれて 気がついたら島に居たんだ
シラユキさんも彼女も居ない
仕方が無いから探索することにしたの
救助を待つにしても知らないと危ないしね
幸いシラユキさんは島の反対側に倒れてたんだ
でも彼女が見つからなかった
島の周囲も危険な渦潮があって脱出不可能だったんだ
だから 島の洞窟に入ってみることにしたの
そして地下で 彼女と合流できたんだけど…
同時にあのポケモンにも遭遇してしまった
あれはすごいバトルだったよ
二人で挑んだのに 勝ち目が見えなかったんだから
彼が居れば何とかなったのかもしれないけれど
彼女はシャワーズ、サンダース、ブースターを手持ちにしてたから
相性が今ひとつでね
あのポケモンも私達も満身創痍になったところで
彼女がポケモンに事情を話してみたんだ
そしたら あっさりと話を聞いてくれてね
うずしおの外へとテレポートさせてくれたんだよ
その後は、急いでタンバの町にいって
薬を買って届けたんだけど 話にするほどでもないよね
彼女は誰かって?
まだ内緒にしておきたいかな