ゾイド-蒼月の羽根
置いておきますね
戦闘詳細は丸投げしたい
セイバータイガーOS 出してよかったんだよね?
ホエールカイザーから、降下部隊が舞い降りる。
戦端は、いよいよ開かれた。
WhiteArmsに対空戦力はほとんど無い以上、クロノス砦の防空戦力が鍵となる。
少なくとも、直上への降下は避けなければならないのだ。
ゾイド―蒼月の羽根―Stage.13
その様子を少しずれた地点から、様子を伺う真紅の機体が居た。
その瞳は、砦と少しずれた方角を見つめていた。
その先に居る、いつか戦ったモノと同じ気配を、感じていた…。
-セイバータイガーOS-
蒼黒の機体も、同様に相手を感じていた。
そして、戦端は開かれた。
砦中に聞こえるような、気高き咆哮を上げ、そちらの方へとかけてゆく。
“奴”と再び出会えた喜びを、身体を奪われた憎しみを、全ての想いを乗せて。
-ライガーゼロBDS―レオシュナイダー-
“彼女”は、戦端が開かれると同時に、翔んでいた。
戦場の様子を全て、掌握してもう一つの身体に伝える。
ソレが“彼女”に与えられた役目であり、力でもあった。
-ナイトワイズA-
もう1つの身体は、送られてくるデータを元に、予測降下地点へと走り出していた。
砦の重い防護壁が開かれる。
ソコから見える、強大な力“G”を受け継いだ彼が居る。
私の力は強くない。
だから、彼のサポートに徹しようと、彼女は真白きその脚で、戦場を駆けてゆく。
-コマンドウルフSW―メルフィス-
必ず再び駆けると、約束した。
そしてレーダーには、相棒の仇が映っていた。
今の機体では力不足かもしれない。
だが、それでも一撃を穿つ。
砦に近づけるわけには行かないのだから。
-レオブレイズG-
彼らは、砦付近の森に身を潜め、降下作戦が始まることを待っていた。
だが、標的は降下部隊ではない。彼は、知っている。
『標的は既に降下して地上からやってくる』事を。
故に、森で待っていた。
-グリーンホーン-
彼は、前肢が外されて、新たな腕を得ようとしていた。
強大な力を持つ指揮官機によって失われた腕。
相棒と呼んでくれる主は、この場には無い。
だから、彼は主を追いかける為に、新たな腕を、力を得ようとしていた。
-シャドーフォックスJ-
彼らの脅威を取り除く為に、産まれた機体。
絶対的な力を持つ“G”を受け継ぐモノ。
その全てが、今までと同じであり、新しく、上回っている。
新たな“G”の系譜が、扉が開くことで、始まろうとしている。
-ゴジュラスGT-
闇の中で、咆哮が聴こえた。
それは、魂に刻まれた相手の声。
声の主が戦うというのなら、自分も共に戦おう。
その翼が今、初めて戦場を飛ぼうとしていた。
-バスターイーグルS-
始まる戦いの舞踏曲の果てに、人は何を得るのだろうか。